WorldtraveL
ない空間には、ある空間が広がって、そこに本当が見つかって。 彫刻家キム・ヨンウォンが見る影の中の影 photo:그림자의 그림자 (흘로 서다) / 김영원 (2011) SHADOW OF SHADOW (alone) / Kim Young Won ソウル市内を歩いている時、遠目から「大きな人がいる…
THINGS WE LOVEというお店を訪ねて、故郷のデザイン性の根源を考える。 韓国のデザイン性について考えながら 20代後半の頃だろうか、東京都内のとある古本屋さんで「idea アイデア 307号」という雑誌を購入した。ideaは世界のデザインを紹介する雑誌で、毎年…
僕らはいつだって殻を破って新しい世界を見たいのだ。 ソウルの森とは photo: 서울숲 컨서번시 「ソウルの森」。韓国語では"서울숲"と書くソウル市内にある公園がある。2005年にオープンしたソウルの森は、35万坪もの広さがあり、その中は4つのエリア"Cultur…
森の中に海も必要だったりするわけだ。 ソウルの森とは photo: 서울숲 컨서번시 「ソウルの森」。韓国語では"서울숲"と書くソウル市内にある公園がある。2005年にオープンしたソウルの森は、35万坪もの広さがあり、その中は4つのエリア"Culture & Art Park, …
作品を正しくとらえること、意図しないとらえ方をすること。 ソウルの森 photo: 서울숲 컨서번시 「ソウルの森」。韓国語では"서울숲"と書くソウル市内にある公園がある。2005年にオープンしたソウルの森は、35万坪もの広さがあり、その中は4つのエリア"Cult…
「アート×公園」という組み合わせこそ、日常の想像力を掻き立てる。 ソウルの森 photo: 서울숲 컨서번시 「ソウルの森」。韓国語では"서울숲"と書くソウル市内にある公園がある。2005年にオープンしたソウルの森は、35万坪もの広さがあり、その中は4つのエリ…
「ドミノマンション」と勝手に名付けたのです。 「中国」のイメージについて 「中国」という国に対しての日本のイメージはまだまだよくない。黄砂がどうだとか、爆買いしにくるとか、性格が雑で荒っぽいとか色々あるのだろう。しかし、そのイメージもテレビ…
広大な大地に降り立つと普段自分が見ていた視野が狭くなっていることに気づく。 自分の目が前に2つしかないのであれば、4箇所を見るためには体を動かせばいい。 入り口が4つに広がっているのであれば、4つの方向を見て近づけばいい。 あの駆け抜けて行った僧…
前回の続き。エルデニ・ゾーの建設時の最初の建築物"ゴルバン・ゾー"に入っていく。建築したのはトシュット・ハン。ゴルバン・ゾーには三寺あり、西寺が"バロゥン・ゾー"、中央寺が"ゴル・ゾー"、東寺が"ズゥンー・ゾー"と呼ばれている。 まずは西寺"バロゥ…
元モンゴル帝国の首都カラコルム。その地にあるのが「エルデニ・ゾー」という寺院群である。 先にご紹介から。モンゴルのハラホリン地域にある「エルデニ・ゾー」寺院群は、 “オルホン渓谷の文化的景観”という世界文化遺産にも登録されている場所だ。モンゴ…
極寒の地で優雅に食べ歩き。トコトコとことこ、トコトコとことこ。 動物というのはいったい何を考えているのだろう。それとも何も考えていないのだろうか。野生という本能的な性質(気持ち)でそこにいるのだろうか。 一匹の犬に尾行された。 カラコルムとい…
便利さと美しいものというのは相反するなと感じていた。 便利さを求めて電線を引き、電球を付け、家や街を照らしている電気。けれど、その電気があることで、美しい星空は見ることができなくなる。 便利さを求めて工場を作り、移動を楽にし、物流をも発展さ…
ただ本当に夢を見ているような、この空間に浮遊しているような感覚になれる場所だった。 ここはErdenesant(Эрдэнэсант) A33A。ウランバートルからハラホリン(カラコルム)へバスで向かう途中の停留所。 食事をし、トイレをし、また旅立つ、30分ほどしかいな…
ガンダン・テクチェンリン寺。モンゴル・ウランバートルの中心部にあり、チベット仏教の中心的存在となっているお寺である。さぁゆっくりと入っていこう。 ガンダン・テクチェンリン寺は、1838年、活仏(チベット仏教の高僧)であるボグド・ハーン5世によっ…
ガンダン寺の敷地内に入るためゲートを潜る。日本とも中国とも違う、独特のアジアのニオイを感じる門構え。 入って早々お出迎えをしてくれるブッダが見えた。 金ピカのブッダ。赤い物に乗っていた。奥に見えるのが目的のガンダン・テクツェンリン寺。 別角度…
都会を感じるモンゴル・ウランバートルの街を歩く。初めて訪れる街はいつもワクワクと少しの恐怖がある。新しい文化に拒絶されることはないだろうか?究極は生きて帰ってこれるのか?といったところだろうか。 そう思ったらスフバートル広場にいたのはビート…
モンゴルに行った時のこと。そろそろ頭の整理がついてきた感じがあるのでゆっくりと。モンゴルのお金には、、、チンギス・ハン!! 時は冬。正直この時期じゃなくていいじゃないか、と思うほど尋常じゃない寒さ。軽くマイナス30度はいっていた。風を通さない…
旅行や旅というのは現地に着いてからも楽しいのだが、行きの間もすごく楽しかったりするもので、ギリシャに行く際は「ジャカルタとシンガポール経由」という27時間を費やしていたので、その時出会ったら奇怪な物たちをご覧入れよう。 // ジャカルタ"スカルノ…
かれこれ2年ぐらい前になるだろうか。僕は宝くじに関する記事を書いた。それがギリシャに訪れてこんなにも興奮する出会いがあるとは思わなかった。 // アテネにある古代アゴラ遺跡、元々は政治や宗教など文化的役割のある施設が多くある場所として利用されて…
なにがあるのだろう、とわからないまま進むことがとても楽しいことだと思っている。アテネでもひとりで街中をうろつく時があったのだが、近くに大きな公園があったので立ち寄ってみることにした。まず堂々とたたずむのは教会。日本にいて入り口に教会ある公…
最後のPart 4。一つ一つの動きの創造性。 // Parque de las Esculturasという公園を歩く 再掲。「Parque de las Esculturas(パルケ・デ・ラス・エスクルトゥーラス)」という公園のマップ。 それでは31から40までをカウントダウン!(一度やってみたかった…
前回の続き。それでは、Part 3へいこう。生きていく波を感じる作品たち。 // Parque de las Esculturasという公園を歩く 再掲。「Parque de las Esculturas(パルケ・デ・ラス・エスクルトゥーラス)」という公園のマップ。 それでは後半の21からをどうぞ。 …
前回の続き。それでは、Part 2へいこう。 // Parque de las Esculturasという公園を歩く 再掲。「Parque de las Esculturas(パルケ・デ・ラス・エスクルトゥーラス)」という公園のマップ。 11, Ignacio Bahna | Oda al aire 「空気への詩」とでも題したら…
チリに行った時のこと、想像を超える個性に出会った時のお話(Part 1)※全4回。 // チリのこと 1年ちょっと前のことだろうか。僕はチリとアルゼンチンに行くことを決めて航空チケットを購入した。普段から思っているは、「元気な内にしか世界を見に行くチャ…
道端を歩いていても、電車やバスに乗っていても、PCやスマフォを眺めていても、とにかく出会いまくる「広告・広告・広告」の数々。僕はあれら広告が量産されて、ただ消えていくように思えてしかたがない。だから残してみることにした。誰かの心に残っても残…
「おかわり」 それは「自分はまだ満足していないから、もう少しだけでいいからちょうだい。」という期待と欲望と名残惜しさの行為。今回僕は、ジャール平原におかわりを与えられた。 実はSite2は一箇所だと思い、車に戻ったらSさんに言われた。「違う方見ま…
Site3を堪能した僕らは、しばしの休息を取ることになった。場所は、Site3の入り口すぐのところ。 出てきたのはやはり米麺だ!しっかりと出汁が効いて、野菜も美味しく、すぐに食してしまった。 運転手さんのこの満足げな顔。英語はいっさい喋れない彼だけれ…
たどり着いたジャール平原Site3。 Site3は大柄な石壺は少なく、小型〜中型の物が木々の間に数多く密集している。 一つ一つの形も美しく、これこそ石壺だと思えるビジュアルをしていた。 せっかくなので記念撮影。はい、チーズ。 パシャ!そう思うと「はい、…
アルミスプーンのご夫婦にご挨拶後、車はSite2より先にSite3に向かった。 入り口には赤と白の看板があった。内容は、「Unexploded Ordnance Clearance Programme(不発弾除去プロジェクト)」について、通称"MAG"というらしい。2005年の2ヶ月間での成果が書…
Site1を見終え、運転手のおじさんはSite2へ向かうのだと思った。しかし、牛がのどかに生きる光景が広がるばかりで、Site2に向かう感じではなかった。 そして数分後。車は止まり、一軒の民家へたどりついた。(なんだ?なんだここは?) photo: monokann - In…