2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧
長崎の夜景、出島、中華街、ランタン造形、古写真資料館と巡り、ついに辿りついた長崎の港。 最大のお目当ては、日本でも屈指の廃墟「端島(はしま)」こと「軍艦島」だ。 現在、一般人が軍艦島に上陸するには、上陸が許されているクルージング会社5社に頼まな…
どこかに行って、予約時間などにまだ余裕があると、いつもでは考えられないぐらい"1分1秒"を惜しみたくないと思う。この日も同じで1時間の待ちがあったので、その時間を最大限に活かそうと必死だった。そして訪れたのが、長崎電鉄の一番端っこ"石橋駅"だ。駅…
長崎に来たら訪れようと思っていたのが「長崎新地中華街」だ。関東に住んでいると「横浜中華街」が想起されるけれど、九州といえば、長崎だ。江戸時代、オランダ人だけでなく中国人との交流もあったことで、現代まで続く繁華街となっていた。 そして街を歩け…
日が昇り、身支度をし出発。昨日綺麗な夜景が広がっていた場所には、代わりに大きな海が広がっていた。昼と夜で2つの顔がある。人も海も街も同じなのかな?なんて考えていた。 少し早起きをして、まずは歴史の教科書の定番「出島」を訪れることにした。 phot…
少し前の話になるのだけれど、九州に行った時のこと。僕はどうしても行きたい場所があり、福岡から長崎への電車に飛び乗った。 乗ったのは「特急かもめ 長崎行き 自由席」。長崎までは2時間ほどだといい、僕は疲れていたこともあり、少し眠りについた。 到着…
photo: 映画『20センチュリー・ウーマン』公式サイト 映画を観てきた。「20th Century WOMEN」という映画を。 物語は二人の親子がスーパーマーケットにいて、突然自分たちの車が炎上することから始まる。しかし、動揺を隠せない様子を見せながら、母親は火を…
「おかわり」 それは「自分はまだ満足していないから、もう少しだけでいいからちょうだい。」という期待と欲望と名残惜しさの行為。今回僕は、ジャール平原におかわりを与えられた。 実はSite2は一箇所だと思い、車に戻ったらSさんに言われた。「違う方見ま…
Site3を堪能した僕らは、しばしの休息を取ることになった。場所は、Site3の入り口すぐのところ。 出てきたのはやはり米麺だ!しっかりと出汁が効いて、野菜も美味しく、すぐに食してしまった。 運転手さんのこの満足げな顔。英語はいっさい喋れない彼だけれ…
たどり着いたジャール平原Site3。 Site3は大柄な石壺は少なく、小型〜中型の物が木々の間に数多く密集している。 一つ一つの形も美しく、これこそ石壺だと思えるビジュアルをしていた。 せっかくなので記念撮影。はい、チーズ。 パシャ!そう思うと「はい、…
アルミスプーンのご夫婦にご挨拶後、車はSite2より先にSite3に向かった。 入り口には赤と白の看板があった。内容は、「Unexploded Ordnance Clearance Programme(不発弾除去プロジェクト)」について、通称"MAG"というらしい。2005年の2ヶ月間での成果が書…
Site1を見終え、運転手のおじさんはSite2へ向かうのだと思った。しかし、牛がのどかに生きる光景が広がるばかりで、Site2に向かう感じではなかった。 そして数分後。車は止まり、一軒の民家へたどりついた。(なんだ?なんだここは?) photo: monokann - In…
先に進もうと思い先の方を見ると、蓋のような物が乗った石壺が見える。 Site1 唯一の蓋つきジャール。以前記載したように、仮に骨壷説が正しいのであれば、この蓋は荒らされるのを防ぐために乗せられたのではないかと考えられる。 また少し先に進むと、残っ…
緩やかな坂を下りながら他の石壺を見に行こう。 こちらには先ほどよりも多くのジャール(石壺)が点在していた。 一体、これらを運ぶために何人の人が動いたのだろう。 movie: monokann: Plain of Jars ジャール平原 Site 1 - YouTube ぜひ共に現地の空気を…
Site1にたどりついた。Site1に着くと、カートに乗ってジャール平原へ向かうらしい。 ヨーロッパ系青年方に紛れ込み、Sさんと僕もカートに乗り込んだ。なんだか冒険が始まるようなワクワク感があった。 しかし、5分ほど乗ったら到着。案外あっけない。背の高…
それでは、ジャール平原に訪れよう!と、その前に少し解説。 ピラミッドやストーンヘンジなど、まだまだ謎に秘められた遺跡は全世界に点在しているが、ラオス・シェンクワーン地方にも一つの遺跡がある。 " Plain of Jar ジャール平原 " Jarとは"壺"の意味。…
朝起きて、眠い目をこすりながら顔を洗い、歯を磨き、髪をセットした。そして、服を着替えながら、最後のカロリーメイト2本を食した。ジャール平原へのツアー車の時間を気にしながら、僕はあと何回朝のルーチンワークをするのだろうなんて考えていた。 ホテ…