ハラホリンを広大の大地を歩く / 野生的に生きること / 基準がズレたマイペース
極寒の地で優雅に食べ歩き。トコトコとことこ、トコトコとことこ。
動物というのはいったい何を考えているのだろう。それとも何も考えていないのだろうか。野生という本能的な性質(気持ち)でそこにいるのだろうか。
一匹の犬に尾行された。
カラコルムという地に降り立ち、目的地であるエルデニゾーに訪れる前に寄り道をしようと考え、何もない荒野の坂の上を目指して歩いていた時のこと。ゲストハウスを出て1分ほどした時、後ろで少し音がする。なんだろう。。。ふと振り返ると2歩後ろぐらいに一匹の犬が私を付けてきていた。どこまでいっても付いてくる。少し走ってみても、少し方角を変えてみても、どこまでいっても付いてくる。
それから20分ほど歩いただろうか。坂の上に小さな祠が見えた。あるのは動物の骨だった。
よく見ると奥に馬などの家畜のような動物が見える。その屍だった。この犬はここら辺を縄張りにしているのだろう。見知らぬ匂いと見た目をした東洋人が自分のテリトリーを荒らしにやってきたのではないか。彼はその場所を守ろうとしていただけだったようだ。
なんたって目の前でおしっこを堂々とするのだから、私のことを相当警戒していたのだうか。それとも「コイツ大したことねぇな。」とバカにされたのか。これも本能的なものからきているのか。
奥に小さな点が見えていた。
馬だった。ごく小さな群れを作り、緑は感じないわずかな栄養を取るために地面を食べ歩いていた。警戒心は少ない。淡々と食"欲"を満たすために歩き回る。とにかくマイペースにマイペースに。
年齢を重ねることで、時間の感じ方や使い方が変化してきている。働いていると1分が1秒ぐらいの日もたくさんあった。ただ最近思ったのは、あまりに理性で物を考えすぎているのではないかということだった。それはLambのライブをしていても感じることで、もっと今を、もっと本能的にみていく必要があるのではないかと思う。それでもきっと1分が1秒になるほど、依頼されることが増えるかもしてない。そんな時は犬と馬を思い出してもらったら。今自分がどれだけ焦っているのかがよくわかると思う。マイペースとは自分が思っている以上に、野生的に生きることだから。
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【Lamb LIVE情報】
2018年9月28日(金)〜9月30日(日)に多摩川河川敷 兵庫島公園で開催される、「TAMAGAWA BREW vol.02」。
Lambは9/30(日)14:30〜から出演が決定しました。
今回は初のアコースティックで演奏します。
多摩川河川敷の穏やかな風景の中で、ゆったりとお酒でも飲みながら、ぜひ演奏を聴きに来てください。
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「TAMAGAWA BREW vol.2」
2018年9月28日(金)〜9月30日(日) ※雨天中止
28日(金) 16:00〜21:00
29日(土) 12:00〜21:00
30日(日) 10:00〜16:00
会場:多摩川河川敷 兵庫島公園
入場:無料
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