"ソウルの森"に行ってみて 4 / 金網人間のパペットマン / 殻を破って外の世界へ
僕らはいつだって殻を破って新しい世界を見たいのだ。
ソウルの森とは
「ソウルの森」。韓国語では"서울숲"と書くソウル市内にある公園がある。2005年にオープンしたソウルの森は、35万坪もの広さがあり、その中は4つのエリア"Culture & Art Park, Educational Experience Park, Eco-forest Park, Riverside Park along Hangang River"に分けられ、それぞれのテーマに沿った設置や緑が広がっている。今回は、最終回の金網人間に出会ったことについて。
1と2と3はこちらから
森の中に"金網人間"現る
広大なソウルの森をさまよっていると、木々の間に人影のような形が見える。けれどなぜだろう、体が透けている?
少し近づいたけれど、まだ僕の頭は理解が追いついていない。「巨大で・人型で・透けている」存在がそこにいる。
目の前に着いてやっとわかった、本当に巨大で人型で透けていたのだ。透けているのはおそらく金網でできているから。関節それぞれのひねり具合が絶妙に人間らしさを表現している。高さはこの体制で5メートルぐらいあるので、直立したら10メートルぐらいはあるんじゃなかろうか。見ているとなんだかドラクエのパペットマンを思い出す。
ちなみに参考までにパペットマンはこちら。ひねりぐらいは似ている。。。か?金網人間の方がスタイリッシュさは持っている。
中心の風車は心臓で、風で回るときに命を吹き込まれるのだろうか?紹介文は以下のようにある。見て鑑賞することをメインにしているようだ。
[マップの紹介]
12 무장애 놀이터 Disabled-friendly Playground
거대한 사람 모양의 조형물이 눈길을 끕니다. 창의력과 상상력을 키울 수 있습니다.
12 バリアフリーな遊び場
巨大な人型の造形物が存在感を放ち、創意力と想像力を育てることができます.
こちらからの角度では、首のひねり具合で襲われそうな気さえしてくる。沈む太陽をバックに透け具合と金網の黒のコントラストがとても美しい。
柵に固定された足。草履でも履いているような足の裏。柵を突き出ている感じが枠を壊そうという気概を感じさせる。
左腕は縦に力を込めていて、穴のような部分からはい出る瞬間のようだ。
右手は柵の端を掴み力の入れ具合を感じる。
なぜそこまでしてそこから出たいのか。その穴は始まりの場所なのか、囚われてしまった自分や社会という殻なのだろうか。
金網パペットマンの中に潜入
観賞がメインと書いたけれど、実はこの金網パペットマンの中には入ることができる。遊ぶ際は以下の注意に従って安全に遊びましょう!
이용안내
● 사용연령 : 7세 이상
● 동시사용 최대인원 : 6명
● 사용상 주의사항
☆ 사용연령 범위 이외의 어린이는 보호자의 충분한 감시, 감독이 있는 경우에만 이용하세요.
☆ 놀이터 내부에서 가로질러 뛰지 마세요.
☆ 차례를 지켜서 사용해 주세요.
☆ 바닥이 미끄러울 수 있으니 뛰거나 구르지, 마시고 위험한 장난은 삼가해 주세요.
요 서울숲 공원 관리사무소 8 02)460-2905
利用案内
● 使用年齢 : 7才以上
● 同時使用最大人員 : 6人
● 使用上注意事項
☆ 使用年齢以下のお子さんは保護者の十分な監視, 監督がある場合にだけ利用してください.
☆ 遊び場内部で走らないでください.
☆ 順番を守って利用してください.
☆ 床が滑ることがあるので走る転がるなどの危ないことはご遠慮ください.
ソウルの森 公園管理事務所 8 02)460-2905
入り口は右足と左足の二つあり、右足はスネ、左足はくるぶし部分に空いている小さな丸から入る。monokannは左足から潜入。結構動きづらくてへっぴり腰がすごい。
脱出。
外の世界を見に行く気持ち
人は様々なシガラミの中で生活をしている。それは会社とか家庭とか、友人とか国だってそうだ。そして外の世界に気が付いた時、その殻を破って違う世界を見たくなるものだ。金網人間の作者はわからなかったけれど、そういう感覚を伝えたかったのかなと思いながらソウルの森を後にした。
そうきっと、地球というのも一つのシガラミ。
いつだって夢は持ち続けていたい。
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【Lamb音源】
Lambのプレイリストを公開しています。1曲1曲から何かを感じてもらえたらうれしいです。ライブ情報も公開していますので、随時お知らせいたします。
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Other Information of Lamb ↓
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いつもご愛読頂き、ありがとうございます。"考える"ってことは"何かを知っていくこと"だと感じています。それは同時に"得たことを吐き出していくこと"でもあります。「呼吸をするように考えていってほしい。」そんな思いが伝わっていることを願っています。よければ以下でフォローして頂けたらうれしいです。今後ともよろしくお願いいたします。