Erdenesant A33A / ウランバートルからハラホリンの途中 / 夢の停留所
ただ本当に夢を見ているような、この空間に浮遊しているような感覚になれる場所だった。
ここはErdenesant(Эрдэнэсант) A33A。ウランバートルからハラホリン(カラコルム)へバスで向かう途中の停留所。
食事をし、トイレをし、また旅立つ、30分ほどしかいない場所。
この場所は時間が止まっていたように思う。
錆びれて古くなっていくという意味ではなくて、夢を見ているみたいな空間というニュアンスに近いかもしれない。
この場所の先には何も見えない。
一面の雪が音を吸収しているのか、人の話し声も掠れて聞こえる。
各地に藁のような物を運ぶトラックが唯一現実世界を繋いでいる。
こちらを警戒しつつも、優雅に自由に歩き回る遊牧動物たち。
幻を見ているような、雪の散りの先に見えるガソリンスタンド。
きっとまた思い出す。わずか30分ほどの停留だったけれど、一生残る景色。
現実世界で息取っていた気持ちをふっと解放してくれた、存在も知らなかった場所。そんな景色は人生であと何回見れるだろうか。
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