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Lamb "tossed coin supported by Eggs" / 渋谷HOME / 体感してやっと気づく不足感

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この上ない経験を得ること、感じることについて。

 

 

 

LIVE詳細

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前回の大宮ヒソミネに続いて、連日で渋谷HOMEというライブハウスでのライブを行った。それはそれは得るものばかりの最高の夜だった。まずは詳細。

公演:tossed coin supported by Eggs

日程:2018/06/10 (日)

時間:OPEN / START 17:30 / 18:00

会場:渋谷HOME

出演:Seakawos / LOOPPOOL / ZA FEEDO / Sleeping Pola / Lamb

料金:Charge Free (2Drink order ¥1,200)

企画・制作:Eggs / 渋谷HOME

 

渋谷HOMEについて

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渋谷HOMEは、東京都渋谷区の道玄坂にある2008年オープンのライブハウス。キャパは120人ほどと大きくはなく、お客さんと演奏者が近いのもやりやすくも緊張感がある。同ビルのテナントの兼ね合いで日曜日以外(月曜から土曜まで)の昼にドラムとベースの音が出せないという事情はあるが、そのデメリット?を生かして、アコースティックのライブも多く行われているというが特徴的だ。

渋谷HOMEを運営するのは、"有限会社トゥーズ"という会社で、渋谷HOMEだけでなく隣の"渋谷LUSH"、下北沢にある"下北沢BASEMENT BAR"と"下北沢THREE"がある。Lambギター千野とベース服部は前のバンドでLUSHとBASEMENT BARに出演させて頂いたことがあり、懐かしい感じもした。その時は、八十八ヶ所巡礼さんと対バンをさせてもらい、本当にかっこよくて打ちのめされた記憶がある。

渋谷HOME店長の宮内さんは元々はLUSHのブッキング担当だったが、2015年5月から渋谷HOME/LUSHの店長となった。ご自身でもCumulonimbus(カムロニンバス)というインストバンドをやっており、早15年ほどになるという。今回Lambもインストバンドということで、新しい目線や意見ももらえそうなことも楽しみだった。

 

初の投げ銭ライブ

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今回の企画は「すべてのアーティストと、すべてのリスナーをつなぐ新しい音楽プラットフォーム」を運営する"Eggs"が主催となった。特徴的なのは、「tossed coin = 投げ銭」ライブだということ。

投げ銭とは、お客さんが自分の思った金額を払うこと。やり方は色々あるが、今回はドリンクバーのところに各アーティスト毎に箱が置かれ、お客さんがいいと思ったアーティストに対して出してもいいと思った金額(応援料)を投函する。普段みなさんがいくライブは、「事前にチケットを買って、会場でドリンク代を払う」という、企画側がチケット代を決めている流れが多いだろう。しかし、投げ銭は完全にお客さんの言い値。よければ応援料が頂け、悪ければ一銭もなしという、ある種わかりやすく、ある種シビアな制度だ。

 

不思議な緊張感のあるライブ

そして、いよいよ一番手として僕らLambのライブが始まり、30分のパフォーマンスをやり終えた。

その時の写真をいくつか。ライブ音源などもその内上がるかもしれないので、楽しみにしておいてほしい。

 

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素晴らしき出演者がた

僕らの後、素晴らしき出演者がたの演奏が続いた。

 

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LOOPPOOL(ループプール)。3人組のインストゥルメンタルジャムバンド。MONOKANNも前から大好きで、2017年の代々木EARTH GARDENにも見に行ったほどだ。この日は、Senkawosからギターボーカルの大島さん、パーカッションの伊藤さんがサポートで参加した。素晴らしいグルーヴ感と浮遊感を感じられた。

 

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3番手はZA FEEDO(ザ・フィード)。沖メイさんによる入り込まされるエフェクトボーカルによる歌声と、5人が織りなす圧倒的な奥行きのある音圧と揺れ感。気づけば最後まで息をするのを忘れてしまったかのような演奏だった。この日は、Yasei Collectiveの斎藤拓郎さん、吉田ヨウヘイgroupの西田修大さんを迎えてのライブ。西田さんとはライブ終了時にも話をさせていただき、とても気さくな方だった。

 

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4番目に出演するのは、Sleeping Pola。同期音に合わせてギター・ベース・ドラムが複雑に絡み合う変拍子音楽。テクニカルながら綺麗な旋律がいくつも組み合わさっていて、時を忘れて釘付けにされてしまった。ライブ中、一部機材トラブルがあったようだが、「同期=機械的」という訳ではないライブならではの味を楽しんでいるようで、そこも共感がもてた。

 

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トリを務めるのは、Senkawos(センカヲス)。先ほどLooppoolでも参加していた大島さんがフロントマンを務めるバンドだ。安心感かつ体が揺れるリズム隊、音源に奥行きを持たせるシンセ、耳に楽しさや気持ちのいい音を届けてくれるパーカッション、そして、味のあるリフがこれでもかと繰り出されるギター。5つの楽器が合わさるとこんなにどこまでも連れて行ってほしいという感覚になることがすごいなと思っていた。フジロックなども出演されている通り、ぜひ野外で見たいなとも思う。ベースの石井さんともお話しできて嬉しい限りだった。

 

5つのバンド共に表現が異なることの楽しさがふんだんに味わえた日だった。きっとお客さんとして来ても、とても楽しい夜だったんじゃないかと思う。今回の出演者さんに比べて、Lambはライブ経験や実績でもまだまだな位置であることは間違いなく、他のバンドさんのパフォーマンスや音楽を聴きながら、技術も表現ももっともっと向上をしていかないといけないことを痛感していた。

何が違うのか何が足りないのか。そういう"不足感"は、体感してやっとわかることなのだと思い知らされた日。時間がかかるかもしれないが、一つ一つ階段を登っていければいいなと思う。今回、ヒョンなことから出演をさせていただき、本当に感謝いたします。

 

今回の出演者さんともまた別の機会にご一緒できればと。

 

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*参考/引用

ライブやろうぜ!〜 渋谷HOME 編 - LiveWalker.com

ライブやろうぜ!〜 渋谷LUSH編 - LiveWalker.com

shibuya HOME

BASEMENTBAR

下北沢スリー 2018年 ステートメント

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※Lambの新しい音源が公開となりました。2018年7月で完結を迎えるチャットモンチーの「染まるよ」をLambなりのカバーをしています。ぜひ一聴ください。

Other Information of Lamb ↓

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