"単管バリケード"を探そうVol.2 / 仲間を集めること / 着物・ルフィ・うさぎとかめetc...
もう1年ぐらい前になるだろうか。よく工事現場などで見かける「単管バリケード」のことについて書いた。普段生活する中で出会う"気づいていないエンターテイメント達"。MONOKANNも生活を重ねていく中で、彼ら彼女らの仲間を少し増やせたので、紹介していきたい。ありがたいことに友人達からもその目撃情報を頂いたので、そちらも合わせてどうぞ。
人型バリケード
まずは人型。
人型安全単管バリケード"レディファースト"（グリーンクロス）
→株式会社グリーンクロスでは、「バリコレクション」という着せ替え可能な単管バリケードを準備している。こちらは着物を来た物。京都などの歴史の街によく合う仕様だ。他に「なでしこブルー」の物もある。
サイズ：H764mm×W484mm
重量：2.3kg
成型：PE製、ブロー成型バリケード
反射仕様：白反射テープ付き
キャラクター型バリケード
続いてキャラクター型。
ルフィ&チョッパーガード（仙台銘板株式会社）
→ 週刊少年ジャンプの漫画"ONE PIECE"の大人気キャラクターである"主人公ルフィ"と"医者チョッパー"。漫画キャラクターの物もあるんだから、単管バリケード界も進んでいる。フジロックの会場周辺と赤坂の街で出会った。
サイズ : H750×W490×T40mm
重量 : 2kg
反射仕様 : プリズム高輝度反射・一般封入反射
キティちゃんガード（仙台銘板株式会社）
→こちらは前回もご紹介したキティちゃん。北海道にも点在していた。キティちゃんは場所も寒さも選ばず働く。見習わなくてはならない。
サイズ : H750×W510×T40mm
重量 : 2kg
反射仕様 : プリズム高輝度反射・一般封入反射
アニマル型バリケード
続いて動物型のバリケード。
ぱんだガード（仙台銘板株式会社）
→工事のヘルメットを被ったぱんだガード。目がとてもつぶらで愛くるしい。
サイズ : H750×W460×T40mm
重量 : 2.3kg
反射仕様 : プリズム高輝度反射・一般封入反射
キリンガード（仙台銘板株式会社）
→キリンを一面的に再現するのはなかなか無理があったんじゃないかと思うが、顔の表情からして勢いがある。お見それしました。先ほどのチョッパーの近くにて発見。
サイズ : H750×W455×T40mm
重量 : 2.3kg
反射仕様 : プリズム高輝度反射・一般封入反射
アヒルガード（セフテック株式会社）
→しっかり顔のアヒルさん。アニマル型では仙台銘板の物が有名だが、こちらは"セフテック"という文京区に本社を置く会社の物。ちなみに「カッパガード」もあるのだが、どう見てもアヒルにしか見えないので、一見してほしい。こちらは駒沢辺りで出会った。
サイズ : H750×W450×T65mm
重量 : 2.3kg
反射仕様 : 反射シート使用
トータス君（安全興業株式会社）
→亀型のバリケードで、名前は"トータス君"という。他の物と比べて、値段も安価。形は親子亀だろうか、2匹を使用するデザインは他になかった発想なので、とてもおもしろい。多摩動物公園で出会った。
サイズ : H800×W460×T50mm
重量 : 2.1kg
反射仕様 : 反射シート使用
ラビット君（安全興業株式会社）
→トータス君と同じ安全興業のうさぎ型バリケード"ラビット君"。童話うさぎとかめの話をモチーフに二つを作っているのだろうか。写真のラビット君は古いラビット君のようで、今は"NEWラビット君"という新商品が出ているようだ。こちらは、多摩動物公園と神田で出会った。
サイズ : H850×W450×T50mm
重量 : 2.4kg
反射仕様 : 反射シート使用
その他おまけ
道バリ（株式会社 アシスト）
→工事現場から北海道を応援するという目的で作ったバリケード"道バリ"。アシストという会社の北海道への協力（アシスト感）はすごくて、旭山動物園などにも道バリを寄贈していたりする。MONOKANNが見たのも旭山動物園でのことだった。
サイズ・重量 : 不明 ※調べても見つけられず
こちらは単管バリケードではないが、「これも一種のバリケードだな」と思い気になったので掲載。神奈川県横浜みなとみらいに「象の鼻パーク」という場所がある。そこの「自転車は降りること」という注意書きのバリケードだ。落書きがすごいことになっていたのだが、逆に強力な力得て、恐ささえあるように見える。
こちらは、いわゆる普通のコーンだ。正確には「パイロン」という。パイロンも色々な会社の、色々な形や模様があるので、注目してもらえると楽しいと思う。
ワンピースのルフィがどんどん仲間を集めていったことで、冒険の世界観もできることも広がっていった。単管バリケードも、会社は違えど目的は同じな訳で、その仲間たちを増やしていった先に楽しい世界があるのではないかと期待してしまう。工事中などでの利用者への配慮や優しさで始まった単管バリケード。その収集の旅はまだまだ続いて行こう。
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