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物事を考え、新しい「1」を創り出す

日本のカメラの歴史 / 上野彦馬の功績 / 長崎市古写真資料館へ

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どこかに行って、予約時間などにまだ余裕があると、いつもでは考えられないぐらい"1分1秒"を惜しみたくないと思う。この日も同じで1時間の待ちがあったので、その時間を最大限に活かそうと必死だった。そして訪れたのが、長崎電鉄の一番端っこ"石橋駅"だ。駅の終点っていうのはとてもロマンがあると思っている。「きっと終わりなんてない」と思っているところに、急に"終わり"を突きつけられる感覚がする。

 

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石橋駅はグラバー園の近く。地図を調べてもらうとわかるが、道はまっすぐではなくとても入り組んでいる。オランダ坂のような坂道も多く、細い道もとても多い。けれど、その混み入った道の中に面白い物がたくさん入り混じっている。

 

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その一つがオランダ坂途中にある「長崎市古写真資料館・埋蔵資料館」だろう。(だろうと言いつつ、僕は行って初めて知りました。)市指定有形文化財「東山手洋風住宅」7棟の内、3棟を写真・埋蔵資料館として活用しており、幕末から明治頃の写真が数多く展示されている。残念ながら写真は撮影禁止だ。しかし、興味深いのは、日本に写真術を広めた功労者"上野彦馬"の努力の経緯や、当時の撮影風景の模型などがあることだ。

 

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上野彦馬は写真研究の際、丹念込めて写真機を作成した。小学生の時、理科の授業で習った「光の屈折」のことが多いに生かされている。幼い頃の勉強は、なかなか無駄にはならないみたいだ。

 

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上野彦馬が最初に試した現像方法「コロジオン湿板法」。今、僕らはスマートフォンやデジカメでパシャっとボタンを押せば写真が取れ、自宅やコンビニですぐに現像できる。そう思うと、一枚に込められた気持ちは、今の方がすごく弱い。

 

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その現像に使用する液体なども自分で作り出したという。探究心のたまもの。強いというより、"強すぎる"思いを感じた。

 

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僕は知らなかった。カメラの言葉の始まりが、ラテン語で「カメラオブスクラ(暗い部屋)」という装置だったということを。

 

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カメラオブスクラの大型模型。覗くと外の風景が見えた。

 

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写真機の模型。

 

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いかに現代が便利かということを思い知らされる。

 

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また、上野彦馬はカメラ技術も達者だったという。どうすれば綺麗に取れるか、パーツを配置するように、構図を考えていたのだろうか。

 

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最後に、坂本龍馬の構図の真似をできるというので、チャレンジしてみた。

 

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僕の力では、薩長同盟を作り、明治に影響を与えるようなことはできなそうだ。。

 

誰もチャレンジしたことがなく、誰も方法を知らない中で、新しい道を開いていくことは末恐ろしい努力が必要だ。自分の頭で考えながら、ああでもない、こうでもないと、失敗と失敗と失敗と"ちょっとの成功"を繰り返していく。それを続けられる秘訣は、エネルギーと集中力、そして、それらを支える強い思いなのだろう。自分は何がしたいのか、そのしたいことのために"自分なりの形"とはなんなのか考えなければいけない。たまに見える喜びのために、苦しみながら探していこう。

 

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*引用/参考資料

長崎市古写真資料館・埋蔵資料館|観光スポット|長崎観光/旅行ポータルサイト■ながさき旅ネット

龍馬って何した人? | 調べる | 高知県立坂本龍馬記念館

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