舞浜に岡本太郎作品あり / 躍動の門×五大陸×東京オリンピックメダル / 作品に詰まった想い
日本を代表するアミューズメントパーク"東京ディズニーリゾート"。最寄駅は千葉県の舞浜駅。駅を降りて右に行けば「東京ディズニーランド」があり、左に行けば「イクスピアリ」というショッピングモールがあり、そこを越えると「ディズニーシー」に辿り着ける。しかし忘れてはいけないのは、舞浜駅はディズニーだけではないということだ。
「浦安市運動公園」。東京ディズニーリゾートの右端エリアを占領する公園には、太陽の塔でも有名な「岡本太郎」さんの作品が点在している。ディズニーシーに行く機会があったので、紹介したい。
photo: flickr - yukyamaguch
念のため、先に岡本太郎さんを簡単にご紹介。岡本太郎は日本の芸術家。最も有名な作品は、1970年に大阪万国博覧会のために作成された「太陽の塔」だろう。一度でも見れば忘れることができないインパクト、作品の中に秘められたメッセージ、何をとっても見る物を魅了し新しい発見を与えてくれる。彼の作品は日本の至る所に存在している。東京だけでも渋谷駅の井の頭線に行く途中の巨大な絵画「明日の神話」、表参道にある「こどもの樹」、銀座にある「若い時計台」など様々だ。
そして、舞浜「浦安市運動公園」にも、世界のネズミキャラクターに負けず劣らずに岡本太郎作品はいたのだ。作品は3つ、「躍動の門」「五大陸」そして「東京オリンピックメダル」だ。
まずは「躍動の門」から。
前後5名の人が柔らかな動きを見せる門「躍動の門」。
この作品は以下のようなメッセージが込められている。
ここは、もの皆全ての生命が躍動する喜びの広場である。
大地からすくすくと生え出てる植物の芽のような形は生命力のシンボルだ。
また、未来への希望を象徴するように
天に向かって差し伸ばす両手にも見える白い門
ただ、スポーツの選手や専門家だけでなく
大人、子供、老いも若きもみんながこの豊かな広がりと合体して生命を輝かそう。
岡本太郎
すべての躍動する人々を受け入れる門。通ればあなたの心も湧き立つはず。
2つ目は「五大陸」。
ユーラシア、北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オーストラリア。1964年の東京オリンピック。世界中の人が東京という場に集まることへの歓迎の気持ちを表したと言われるモニュメント。
2020年の東京オリンピックには、どんな歓迎をできるだろうか。
昔は下がコンクリだったのだけれど、砂場になっていた。子供達がはしゃいだ姿は躍動しているように見えた。
そして最後は「東京オリンピック参加メダルの複製レリーフ」。実際のメダルはもっと小さいのに、この複製はやたらとデカイ!総合体育館の中にある。このメダルも躍動している。
作品にはテーマがあり、思いがあり、メッセージがある。でも最近思うのは、それらは自然と込められるものであって、意識したり狙ったりしても作品には宿らないのではないかということだ。家族のため、自分のため、友のため、お客のため、他人のため。伝えたい気持ちがあれば、作品に宿り、作品を受け取った人に届く。
あなたも僕も、躍動していこう!
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