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物事を考え、新しい「1」を創り出す

タイヤの構造を知る / 見た目と内部 / 緻密さと技術

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 photo: flickr - Steve and Sara Emry

「日本国内でタイヤが広がる話をする」と命題打っていながら、その前に「どうやってタイヤができているか」を理解するのが先だと思い、今回のお話。

 

 movie: タイヤの構造と名称| タイヤの基礎知識| ダンロップ - YouTube

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 photo: カラー図解でわかるクルマのメカニズム なぜ車輪が回るとクルマは進むのか?基本的なしくみをわかりやすく解説! (サイエンス・アイ新書) 

タイヤは一見ゴムだけのように見えて、実は内部構造がかなり複雑な代物になっている。自動車や飛行機などに乗っているとわかるように、乗り物の地面との接地面はタイヤのみになる。また、高速回転のために熱や摩擦が生じる。そのため、大きな荷重や衝撃に耐えうる構造になっていなければいけない。

前回のタイヤの歴史では、チューブ入りタイヤの話をしていたけれど、現在はチューブを入れないタイヤ自体で空気を保持する「チューブレスタイヤ」が主流のため、そういったタイヤの発展にも対応した構造が必要になる。

それでは、構造を一つずつ見ていこう。

 [タイヤの構造]

  • トレッド:タイヤが路面と接する部分。摩擦や外傷から内部を守る役割がある。ボディーガードみたいなものか?トレッドパターンと呼ばれる様々な溝が刻れ、排水などに役立っている。
  • ショルダー:タイヤの骨格を形成する部分で、荷重や衝撃などに耐えうる支えを担っている。
  • カーカスコード:タイヤの骨格部分。ゴムと合成繊維で作られた層でできていて、衝撃や空気圧などに耐える仕組みになっている。
  • ベルト:トレッドとカーカスコードの間の部分で、カーカスコードを補強する役割がある。
  • インナーライナー:タイヤ内部に貼り付けられるゴム層の部分で、タイヤ内の空気を保持する"気密保持性"を確保している
  • サイドウォール:タイヤの中で最も湾曲がある部分で、伸縮による衝撃を受け止める役割がある。
  • ビード部:フィラー部分とワイヤー部分がある。ホイールと結合する部分であるため、かなり強度の強いゴムが使われる。ワイヤー部は細いスチール製の針金を束ねた物にゴムを被膜して使われる。 

 

僕も初めて知ったことばかりだけれど、本当に複雑な構造だ。見た目は単純な構造をしていながら、内部は緻密に作り上げられている。人を見た目で判断してはいけないように、物自体にも培われてきた技術や歴史があることを忘れないでいたい。

次回はタイヤがどうやってできていくかを学んでみようと思う。

 

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*引用/参考資料

タイヤのひみつ | まんがひみつ文庫 | 学研キッズネット

カラー図解でわかるクルマのメカニズム なぜ車輪が回るとクルマは進むのか?基本的なしくみをわかりやすく解説! (サイエンス・アイ新書) 

一般社団法人 日本自動車タイヤ協会 JATMA

タイヤの歴史

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タイヤの構造と名称 | タイヤの基礎知識 | ダンロップタイヤ 公式タイヤサイト【DUNLOP】

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