軍艦島上陸!! / 憧れの65号棟 / 今へ繋がる歴史たち
それでは、軍艦島上陸。
僕も行ってから知ったのだけれど、軍艦島上陸ツアーはすべての箇所を見学できるわけではなく、外側1/4ぐらいのエリアに絞られる。なかなか残念だけれど、長崎県の大切な遺産を守るためしょうがないことだと納得はした。テレビやメディアの取材では、許可が降りれば別のエリアもいけるみたいなので、僕も取材陣として訪れたいと思う。なんといってもコの字型の65号棟は特に挨拶してみたい。
まず上陸すると、「第1見学広場」へと向かう。その間、まずはブロワー室がお出迎え。
ブロワー室の中は瓦礫の山となっていた。
もう少し進むと、貯炭場が広がり、上には3号棟が見える。
奥には夢にまで見る65号棟。その右の白い建物が70号棟と71号棟。70号棟は端島小・中学校、71号棟は体育館だった。
軍艦島を見下ろすようにたたずむ3号棟。
嬉しくって写真を撮ってもらった。見学者はカードをぶら下げよう。
改めて全体像。あの奥に行きたい。
第1見学広場の反対には、選炭棟もあった。それでは、第2見学広場へ進んでいこう。
20代前後は、その瞬間その瞬間だけを見ていて、今が昔と繋がっているなんて考えることができていなかった。でも徐々に人は繋がって進んできたから、今があって、時代ができたのだと思うようになった。近いところで言えば、母親が僕を産んでくれてた前にも、祖母が母親を産んで、曽祖母が祖母を産んで、と繋がった歴史があった。軍艦島にも当時住んでいた方、ここで亡くなった方、ここで産まれた方、そのご子息方が大勢いる。小学生の頃、僕は社会が大の嫌いだったのだけれど、そういう感情が篭った理解ができれば、どんどん歴史を掘り下げたくなれると思う。僕が感じる1秒と同じように、その当時生きていた人たちの1秒を感じるために。
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*引用/参考資料
・【昔の写真】まだ人が住んでいた頃の軍艦島【当時の生活】 - NAVER まとめ
・電気屋的・廃墟見学会 端島(軍艦島)編 70号(端島小中学校)その1
・電気屋的・廃墟見学会 端島編(軍艦島)編 71号(体育館)
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