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カンボジア・ラオスの旅 [15] / 不発弾除去エリア内から出ないで / Site3へ続く解放的な空間

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アルミスプーンのご夫婦にご挨拶後、車はSite2より先にSite3に向かった。

入り口には赤と白の看板があった。内容は、「Unexploded Ordnance Clearance Programme(不発弾除去プロジェクト)」について、通称"MAG"というらしい。2005年の2ヶ月間での成果が書かれていた。

 

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このプロジェクトはUNESCOによって行われている。赤のエリアはまだ危ないので、絶対に白いエリアから出てはいけない。

 

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ここでやっとジャール平原での入場料を払った。

 

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Site3の石壺まではしばし歩くらしい。

 

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Sさんはまたしても颯爽と先を歩いていった。

 

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解放された空間。心が開いた気がした。

 

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牛さん達は穏やかに草を食していた。

 

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警戒心はない。人間も一つの自然のように、気取らず力まず、あるがままの時間を過ごしているように感じた。

 

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木々も生きているみたいだ。

 

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田んぼの間を縫うように小道が続いている。

 

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Sさんはドンドン先を進む。

 

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綺麗な水が流れ、穏やかな風が吹く中で、緩やかな坂を登っていくと柵が現れた。どうやら着いたようだ。

 

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Site3。Site1とは違い、木々の間にたくさんのジャールが点在している。

 

「田舎に住みたい」などとよく言うけれど、その人が発する「田舎」も、僕が思う田舎も、僕の友達が思う田舎も全て異なる。田んぼのみが広がる場所を田舎と言う人もいるし、そこそこしっかりとした町がある場所を田舎という人もいる。では、「田舎に住みたい」というのは何を望んでいることから発せられる言葉なのだろう。

楽をしたい、辛いことがない、天国へ行きたい、おいしい空気の中にいたい、ストレスの少ない環境にいたい、逃げたい。。。「田舎に住みたい」という人がいたら、今度本気度を調べてみるのも面白い。ただ今の環境から逃げ出したいだけかもしれないのだから。愚痴みたいなね。

 

 

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*引用/参考資料

・D23 地球の歩き方 ラオス 2016~2017(ダイヤモンドビック社/2015年11月)

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