monokann

物事を考え、新しい「1」を創り出す

MENU

カンボジア・ラオスの旅 [10] / ジャール平原 / 紀元前1500年の謎

f:id:monokann:20170608031358j:plain

それでは、ジャール平原に訪れよう!と、その前に少し解説。

 

f:id:monokann:20170607000823j:plain

ピラミッドやストーンヘンジなど、まだまだ謎に秘められた遺跡は全世界に点在しているが、ラオス・シェンクワーン地方にも一つの遺跡がある。

 

" Plain of Jar ジャール平原 "

 

Jarとは"壺"の意味。

この地方には穴の空いた巨大な石壺が数カ所に残っている。その総数は1000個を超え、大きな物で3mを超えるものもある。しかし、その目的は未だ詳しくはわかっていない。巨人の酒壺説、乾季の飲み水の保管用壺説など、色々なことが言われている。中でも有力なのが石棺説、つまりは"骨壷"として使用されていた説だ。

 

1931年、フランスの考古学者コラニーによって、初めて調査が行われた。彼女は、壺の中から、人の骨や 歯、陶器の破片などを発見した。また、石壺の周辺で鍾乳洞を見つけたことで彼女は「遺体を埋葬し、その骨を石壺の中に入れて使用した」と推測した。

 

現在、現地では、幾つかの調査団が発掘や地質調査を行い、引き続き調査を行っている。(その調査団については後ほど)

 

見学はSite1〜3までの3箇所行くことができ、Siteによって、石壺の形や大きさ、周辺の環境などが異なるため、それぞれで発見がある。

愛嬌のある形や周辺の長閑な環境も相まって、見れば見るほど好きになっていく遺跡。

 

それでは、Site1からご紹介

  

-------------------------------------*

*引用/参考資料

・D23 地球の歩き方 ラオス 2016~2017(ダイヤモンドビック社/2015年11月)

-------------------------------------*

*related

*follow me on

いつもご愛読頂き、ありがとうございます。"考える"ってことは"何かを知っていくこと"だと感じています。それは同時に"得たことを吐き出していくこと"でもあります。「呼吸をするように考えていってほしい。」そんな思いが伝わっていることを願っています。よければ以下でフォローして頂けたらうれしいです。今後ともよろしくお願いいたします。

hatena blog

twitter

facebook