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健康であるためには? / 放射能泉 / 砂むし風呂泥風呂"ラジウム温泉保養センター"へ

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主軸は体

一部が欠ければ動かない

一部が欠ければ笑えない

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亀に自分の健康を心配される前に 

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年々、「体」というのは全身がリンクしているものなんだと気付かされる。

頭が痛いと動けないし、歯が痛ければ集中できない。疲れが溜まってアルコールを飲めば次の日消化が悪いし、ふいに足の小指を打ったりしたらやる気も出ない。

全身で体。全身で活動。

そして、少し調子が悪いと治療をしたり、薬を飲んだり、休んだりする。技術や時間や思い込みで体ができていることもまた実感する。

そういえば、ドラえもん16巻で"すいみん圧縮剤"という道具があって、「1時間寝れば10時間寝たことになる」というから、昔は相当優れものだと思っていた。けれど、働いてから思うとえげつなく恐ろしい道具だと思うわけだが、それぐらい療養の"質"というものも大事になってくる。

近所の薬局には全身が金の人間と、その足に擦り寄る亀がいる。先日改めてその前を通ったら、亀が喋りかけているように見えた。

「おい!体大丈夫か?疲れてんのか?薬飲むか?」

疲れというのは"頑張っている証拠"などと言ったりするが、そんなポジティブシンキングは必要ない。疲れていないのがいいに決まっている。

怪しげな亀が近づいてくる前に、自分の体を大切にしていきたいものだ。

 

 

 

 

奇怪な物を見に行こう:砂むし風呂泥ぶろ"ラジウム温泉保養センター"

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体が元気でいるためには、お風呂に入り血行を良くし汗をかくことも大切だ。先日、年上の友人に連れられ、東京都江戸川区にある「ラジウム温泉保養センター」へ行ってきたので紹介したい。

[ラジウム温泉保養センター概要]

HP:ラジウム温泉保養センター│江戸川区、一之江のラジウム温泉保養│ぱどナビ

住所:東京都江戸川区春江町5-5-13

map:Google マップ

TEL:03-3686-6600

アクセス:都営新宿線"一之江駅"or"船堀駅"から徒歩15分

価格:砂風呂+ラジウム温泉=3,900円、ラジウム温泉のみ=1,200円

営業時間:火曜日~日曜日午前10時開店~午後8時閉店(砂風呂受付午後6時まで)

定休日:毎週月曜日、年末年始、夏季

 

 

 

ラジウム温泉とはなにか?

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 photo: flickr - zerokarma

放射能を含んだ温泉を"放射能泉"といい、中でもラドン元素を一定量以上含むものを"ラジウム温泉"という。多くの人にとって放射能というと、原発事故などが想起され怖いイメージもあるかもしれない。しかし、実際はそういった放射能と意味合いが異なる。

ではラジウム温泉はどのようにできるのか。

[ラジウム温泉が湧き、人体に取り入れるまで]

温泉とは地下水が地熱によって熱せられたもの。温泉が地表へ湧き上がる際に、放射線物質であるウランやトリウムを多く含んだ岩石の近くを通る。それにより、温泉水の中にウラン由来のラジウムやトリウム由来のトロンなどが溶かし込まれ(溶解され)地表から湧出する。ウランやトリウムというのは原子力発電の熱エネルギーを発生させるために使う元素である。

ラジウム温泉からは、気体のラドンが発生しており、それが呼吸により体内に入る。体内に入ったラドンはその放射線の力で体への治療効果があると言われている。そして、気体であるラドンは体内でイオン化され数時間後に体内から排出されると言われている。

その治療効果は複数あると言われている。新陳代謝の促進や痛風、糖尿病やリュウマチなどにも効果があり、下垂体副腎系、卵巣、睾丸の機能を高める作用もあるという。その根本にある考えは、「放射線ホルミシス」という理論だ。これは、『少しの放射線は、免疫機能の向上などをもたらし、身体のあらゆる活動を活性化し、病気を治したり、病気にかからない強いからだにしたり、老化を抑えて若々しい身体を保つなど、あらゆる良いことをする』ことを指す。しかし、断っておきたいのは、決してその効果は医学的に証明されてはいないということ。あくまで効果があるかもしれないし、ないかもしれないという期待と失望が入り混じったレベルなので、そこは伝えておきたい。

日本全国で有名なラジウム温泉といえば、北海道の二股ラジウム温泉、山梨県の増富温泉、鳥取県の三朝温泉などがある。

 

 

 

アクセス:一之江駅から保養センターまでの景色 

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一番の最寄駅である一之江駅から南西側に向かい、都道318号線を渡る。住宅街の中には、こんなに近くで見れる電線のスタートがある。興味深い。

 

 

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「人がいる!」と思ったら、フリーキック練習用の壁。6人でひそひそ話をしているみたい。

 

 

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途中にある公園で、少年たちが遊ぶ。楽しそうだ。

 

 

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なんだか昔なつかしい遊具。年季の入り具合はなかなかだ。

 

 

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到着まぢか。ファミマの奥になにやらいる・・・

 

 

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新築!リフォーム!耐震!それらの工事を行う「株式会社スイコウ」のかたつむり。名前を調べたが不明・・・おそらく「スイコウくん?」。このスイコウくんが目印だ。

 

 

 

砂風呂とラジウム温泉で感じていたこと

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それでは「ラジウム温泉保養センター」をご紹介。建物は意外にも大きく、いい笑顔の友人と比較してもその大きさがよくわかる。この施設は、元日本稀元素鉱物理科学研究所所長である故・渡邊光弘氏によって建てられた。彼は、長島乙吉氏という有名な鉱物研究家からラジウム鉱石の粉末を飲むことを勧められ、元々持っていた喘息の発作が治ったことを理由にこの施設を建てたという。

 

 

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入り口を入り、内部は若干あやしい感じ。1階に砂風呂とラジウム温泉があり、受付は2階なようだ。階段を上ると変なラクダがお出迎え。「ラクダー」なんてシャレは久々に聞いた。笑

 

 

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待合室・休憩室・食事処といった部屋。写真の女性がいる位置が代金を支払う受付。砂風呂とラジウム温泉合わせて3,900円とはなかなかいいお値段している。でも受付のおばさまに「サイトのクーポンを見せてくれれば600円引きだよ。」って言われて、その場で調べて割り引いてもらった。むしろ元々お得に感じさせるそういう商法か?でも今はサイトを見てもクーポンが見当たらない。クーポンをやめてしまったのだろうか。

砂風呂は数が4つほどしかないため、順番が呼ばれるまではこの部屋で待機。席にラジウム石が置かれていたり、ラジウムの水が飲めたり、放射線に関する本が多数置かれていたり、地元のおじさま方がくつろいでいたりと、不思議な空気が流れていた。

 

 

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写真はサイトより。さすが稀元素鉱物の研究家、博物館みたいにケースにも鉱物が入っている。

 

 

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いよいよ順番が呼ばれたので、まずは砂風呂から。実際に写真を撮ることができなかったので、写真はサイトより引用。対応していただいたのは、お父さんとその息子さんといったお二人。人型になった砂の上に寝転び、二人にどんどん砂をかけられていく。「うっ、案外重い」なんて心で思いながら、どんどんかけられていく。よく映画やドラマで、死んだと思い棺桶に入れられて、埋められた後に生き返るけれど砂が重くて出られないなんてシーんがあるけれど、その気持ちがよくわかった。どうしようもできないんだなって。

砂をかけられたら、タイマーが押され、そこから10分?15分ほど放置される。砂の中にいると始めはそうでもなかったのだけれど、徐々にドクンドクンと心臓が波打っていることを感じた。「あー人間の体にはやっぱり血が巡っていて、心臓は常に脈打っているんだな」ということに改めて気付かされた。そんなことを思っている間にどんどん僕の体からは汗が吹き出てくる。お風呂に浸かっているのとは違う、時間を忘れ、ただぼーっとするという感覚。たまに本当にこの砂から出られないかと、手をごぞごそして砂を掘ったけれど、無駄な努力だと思い知らされた。

ピピピピ、ピピピピとタイマーが鳴ると先ほどのお二人によって砂がどかされていく。砂だらけの体はシャワーで落としていく。

 

 

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そしてそのまま隣の部屋へ移り、次はラジウム温泉に入る。血行がいいこともあり、ラジウム温泉も気持ちがよく、頭は何も考えられず浮遊感を感じていた。正直なところを言えば、これがラジウム温泉か普通のお風呂かと聞かれればよくわからない。「気持ちがよかった。」その言葉につきる。

 

 

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最後に僕の顔を見てもらえればお分かりだろう。絶妙にすっきりした顔をしている。出すものを出したという感じだろうか。本当は看板に保養センターの詳細が書いてあるのだけれど、光が強くて写らなかった。ただこの光った感じからも、すっきりさが伝わるようだ。

 

 

 

健康であるためには、実際何がいいのかの正解はないんだと思う。

 

 

 

食事も運動も休息も、どれも質がいいに越したことはないけれど、実際は一人一人健康である方法は異なる。そして、逆に健康を意識しすぎると面白いことができなかったりもするからまた難しい。十人十色。トライアンドエラーで、「自分なりの健康」を探していければいい。

 

 

 

 

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*引用/参考資料

1, 睡眠圧縮剤 | ドラえもん Wikia | Fandom powered by Wikia

2, 驚異!!天然ラジウムが難病を治す―玉川・北投・熱川・神代のラジウム温泉療法

3, 『稀元素』鉱物が持つ天然の放射線でガンが治った!!

ラジウム温泉保養センター│江戸川区、一之江のラジウム温泉保養│ぱどナビ

Radium Hot Springs - Wikipedia

ラドン - Wikipedia

温泉の科学目次

放射能泉 - Wikipedia

ラジウム温泉って? − 温泉大辞典 − BIGLOBE温泉

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二股らぢうむ温泉公式サイト

二股ラジウム温泉

ラジウムについて::山梨県 増富温泉 天然岩風呂の宿 不老閣

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